Amazon商品名の書き方|75文字ルールと禁止事項

Amazon商品名の書き方|75文字ルールと禁止事項

公開: 2026/7/31

Amazonの商品名(タイトル)は、2026年7月27日からメディア商品を除く全カテゴリーで「スペースを含めて75文字以下」に統一されました。従来の200文字から大幅に短縮されており、超過した商品名はAmazonのAIが自動で書き換えます。書くべき順序は「ブランド名→一般名称→主要スペック」で、訴求語や販促表現は新設の「商品のハイライト」欄に逃がすのが基本方針です。

商品名とは何か、なぜ75文字になったのか

商品名とは、検索結果とカート獲得情報の上に表示される、商品を識別するための短い文字列のことです。Amazonはこの改定の狙いを「商品名は購入者が最初に目にする情報の一つであり、モバイルで買い物をする購入者にとって文字数は非常に重要」と説明しています(出典: Amazonセラーセントラル ヘルプ)。

POINT

POINT 75文字を超える商品名は放置するとAmazonのAIが自動で短縮します。ブランド登録済みの場合は実施14日前に確認・修正の通知が来ますが、通知を待たずに自分で手を入れる方が安全です。

自動短縮は文脈を読んで整えてくれるわけではないため、検索で拾ってほしい主要キーワードが意図せず削られる可能性があります。放置は得策ではありません。

商品名に何を残し、何をハイライトに逃がすか

75文字という制約の中で情報を取捨選択するには、優先順位を決める必要があります。基本の型は次のとおりです。

優先度内容
ブランド名/メーカー名セラサポ
商品の一般名称(商品タイプ)ステンレスタンブラー
主要スペック(型番・サイズ・容量・数量)350ml 2個セット
逃がし先素材・使用シーン・適合機種・訴求語「商品のハイライト」欄へ

同時に新設された「商品のハイライト」欄(最大125文字)は、商品名の下に表示される追加フィールドで、こちらも検索対象に含まれます。つまり商品名を削っても、素材や規格、対応機種といった情報をハイライト側に移せば検索性は落ちにくいということです。「大容量」「軽量」「ギフト向け」のような説明的な文言も、こちらに置く方が収まりがよくなります。

セラサポでできること

順位の変化を、手で検索して確かめていませんか

セラサポは狙ったキーワードの順位を毎日自動で記録します。競合の価格・レビュー数と並べて見られるので、どのキーワードを取りにいくかを数字で決められます。

商品名で禁止されている表現

2025年1月21日の改定で、商品名には以下の3点が明文化されました。同じ単語を2回以上含めることの禁止、特殊文字(! $ ? _ { } など、ブランド名の一部を除く)の禁止、そして200文字以下という当時の上限です(出典: Amazonセラーセントラル ヘルプ)。加えて、次のような表現も規約違反として扱われます。

分類禁止される表現の例理由
販促・主観語送料無料/100%品質保証/人気商品/ベストセラーセラーセントラルの商品名規約に違反
特殊記号! $ ? _ { } 半角カタカナブランド名の一部を除き使用不可
重複語同じ単語を2回以上使用2025年1月ルールで明文化
景表法に触れる表現世界一/最安/永遠/期間限定/今なら有利誤認・優良誤認のリスク

景表法まわりは特に注意が必要です。Amazon自身が「参考価格9,720円(90%オフ)」のような実態のない二重価格表示で消費者庁から措置命令を受け、東京高裁でもこれが支持された経緯があります(出典: 消費者庁)。常態化しているセールに「期間限定」「今なら」を使い続けるのは、出品者側でも同種のリスクを抱える行為だと考えておくべきです。

検索に効く並び順はあるのか

商品名の並び順が検索順位に直接効くという記述は、セラーセントラルの公式ヘルプでは確認できていません。Amazonが公式に説明しているのは、検索の評価軸が大きく「関連性(検索語とのテキストマッチ)」と「パフォーマンス(CVRや販売実績)」の2つに分かれるという点までです。

そのため、商品名の前半にキーワードを寄せる書き方が有利とされるのは、順位の重み付けというより、モバイル表示で文字が途中で切れたときの視認性・クリック率を通じた間接的な効果だと考えるのが妥当です。新規出品でまだ販売実績が乏しい間は、商品名と「商品のハイライト」でテキストの関連性を固めることが検索に乗る唯一の手段になります。実績が積み上がるにつれて、CVRや販売速度といったパフォーマンス側の比重が上がっていきます(出典: Amazonセラーセントラル ヘルプ)。

検索順位を左右する要素の全体像は、Amazon検索の順位が決まる仕組みで詳しく整理しています。

修正の実行手順

75文字ルールへの対応は、次の3ステップで進めます。

  1. セラーセントラルの「全在庫の管理」から対象商品を開き、「改善内容を表示」でAIの短縮案を確認する。
  2. AI案をそのまま採用せず、「ブランド→一般名称→主要スペック」の順に自分で絞り込んで承認する。
  3. 削った素材・規格・用途・対応機種などの情報を「商品のハイライト」または箇条書きに移す。

ここまでが手作業での確認手順です。修正後に順位や露出が想定どおり動いているかを毎回目視で追うのは負担が大きい作業でもあります。セラサポの検索順位トラッキングでは、狙ったキーワードでの自社ASINの順位を毎日自動で記録するため、商品名を変更した後に順位が下がっていないか、あるいは想定どおり回復しているかを日次で確認できます。

段ボール箱に貼られたバーコードラベルのクローズアップ

カテゴリーごとの文字数はどこで確認するか

75文字という上限はメディア商品を除く全カテゴリー共通の値ですが、カテゴリー別の細かい構成ルールは別途存在し、しかも過去に何度も改定されています。食品カテゴリーが「全角33文字以内」から「全角50文字以内推奨」に変わった例や、アパレルの文字数表記が情報源によって食い違っている例も確認されており、記事やテンプレートの数値をそのまま信用するのは危険です。

POINT

POINT カテゴリー別の最新ルールは、セラーセントラルの「カテゴリー別在庫ファイルテンプレート」内、各カテゴリーの「商品登録規約」欄で必ず確認してください。数字は改定されるため、出品の都度チェックする運用にしておくと安全です。

商品名が原因で検索に出てこなくなることもある

商品名の文字数超過や禁止表現が原因で、商品がサーチサプレス(検索対象外)扱いになるケースもあります。露出が急に減った、あるいはActiveなのに検索しても出てこないという場合は、タイトルだけでなく画像や必須属性、在庫状況もあわせて確認する必要があります。原因の切り分け方は商品が検索結果に出てこない原因の一覧にまとめています。

よくある質問

商品名を大きく変えると検索順位はどうなりますか

一時的に順位が下がる可能性はありますが、これは一般ブログの経験則であり、セラーセントラルの公式情報での裏付けは確認できていません。断定はできないため、変更後は検索順位や露出を実際に観察して判断してください。

「商品のハイライト」は必ず埋める必要がありますか

必須ではありませんが、商品名から削った情報の逃がし先として機能し、検索対象にも含まれるため、活用しないと検索性が落ちる可能性があります。

ノーブランド品にブランド名っぽい語を入れてもよいですか

おすすめしません。商標の不正使用や優良誤認表示に該当しうる行為で、権利者からの申告で商品ページが削除され、繰り返すとアカウント停止につながるとされています。「iPhone用ケース」「iPhone対応」のように互換性を明記する表記が適切です。

禁止用語の完全なリストはありますか

Amazon担当者自身が「すべての用語がどう判断されるかはヘルプページで網羅できていない」と述べており、個別の判断が必要な場合はテクニカルサポートへの問い合わせが推奨されています。

まとめ

  • 2026年7月27日から商品名は原則75文字以下となり、超過分はAmazonのAIが自動短縮するため能動的な修正が必須です。
  • 商品名は「ブランド→一般名称→主要スペック」の順に絞り、訴求語や詳細情報は新設の「商品のハイライト」へ逃がします。
  • 同一単語の重複、特殊記号、販促・主観語、景表法に触れる表現は規約違反にあたるため使用しません。
  • カテゴリー別の細かいルールは改定が続くため、出品の都度セラーセントラルの商品登録規約で最新値を確認してください。

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