
Amazon商品説明文の書き方|文字数とA+との違い
公開: 2026/8/9
目次
- 商品ページには紛らわしい3つの入力欄がある
- 商品説明文とA+コンテンツは同時に表示できない
- 使えるHTMLタグは改行の<br>だけ
- 文字数の上限はカテゴリーによって異なる
- 商品説明文は検索順位に効くのか
- CVR(転換率)改善における位置づけ
- 保存したのに「入力されていません」と表示される不具合
- 書くときの実務手順
- 注意すべきグレーな手法
- まとめ
- よくある質問
- 商品説明文とA+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)は同時に表示できますか
- 商品説明文に太字や画像を入れられますか
- 商品説明文は何文字まで書けますか
- 商品説明文にキーワードを詰め込むと検索順位は上がりますか
- 商品説明文を保存したのに「入力されていません」というエラーが出るのはなぜですか
Amazonの「商品説明文」とは、商品ページの下部に表示される本文テキスト欄のことです。使えるHTMLタグは改行の<br>のみで、文字数の上限は出品カテゴリーごとに異なります。さらに「商品紹介コンテンツ(A+)」を適用したASINでは、この商品説明文は非表示になります。まずこの関係を理解してから書き始めることが重要です。
商品ページには紛らわしい3つの入力欄がある
Amazon.co.jpの商品登録画面には、似た名前の入力欄が3つ存在します。相談を受けたときも、まず「どの欄の話か」を確認しないと話がかみ合いません。
| 欄の名称 | 内容 | 書式 |
|---|---|---|
| 商品説明(商品仕様) | 箇条書き、最大5項目 | 中点「・」+改行のみ |
| 商品説明文 | まとまった本文テキスト | <br>のみ使用可 |
| 商品紹介コンテンツ(A+) | 専用エディタで作る強化コンテンツ | 太字・画像・比較表など |
POINTPOINT 商品説明(箇条書き)はスマホで上位3項目しか初期表示されないため「購入の決め手」を書く欄です。書き方の詳細は「商品仕様(箇条書き)の書き方」にまとめています。商品名(タイトル)の文字数ルールは別記事「Amazon商品名の書き方」で解説しています。
この記事で扱うのは、上記の表の2番目「商品説明文」です。まとまった説明文を書く欄で、箇条書きより自由度は高い一方、装飾はほとんどできません(出典は出典: sobani)。
商品説明文とA+コンテンツは同時に表示できない
商品説明文とA+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)は、併用できない選択式の関係にあります。ASINにA+を作成・適用すると、通常の商品説明文は商品ページ上で自動的に非表示になります(出典: allweb-consulting)。
A+コンテンツの利用には大口出品プランへの加入と、そのASINのブランド登録(ブランド所有者としての登録)が必須です。この条件を満たさない出品者にとって、商品説明文は本文で訴求できる唯一の欄になります。
そのため実務上の基本方針はシンプルです。A+が使える大口出品・ブランド登録済みの商品はA+を優先し、商品説明文への作り込みは後回しにします。逆にA+非対応の商品では、商品説明文が本文訴求の主戦場になります。A+の利用条件や種類、CVRへの寄与の考え方は「A+コンテンツのCVR効果は本当か」で詳しく解説しています。
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使えるHTMLタグは改行の<br>だけ
商品説明文で使用できるHTMLタグは、改行を表す<br>のみです。<p>``<div>``<b>``<strong>``<span>``<a>``<img>``<font>などは使用禁止とされ、含めるとエラーになるか自動的に削除されます(出典: sobani)。
つまり太字や画像で装飾して読みやすさを作ることはできません。代わりに、短い文を<br>で区切って改行を増やし、視覚的な塊を小さくするのが実務のコツです。

抽象的な表現よりも具体的な数値を書くことも効果的です。「高音質」ではなく「ハイレゾ対応10mmドライバー搭載」のように、スペックや数値で言い切る書き方が推奨されています。返品・クレームを防ぐ観点では、良い点だけでなく制限事項や注意点もあえて明記しておくと、購入後の期待値のズレを減らせます。
文字数の上限はカテゴリーによって異なる
商品説明文の文字数には、広く知られた目安がありますが、公式ヘルプに明記された共通の上限はありません。
| 項目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 商品説明文(本文) | 全角666文字以内(2,000バイト)程度 | カテゴリーにより異なる |
| 商品説明文の下限 | 50文字以上 | セラーサポートの個別回答例 |
| 商品説明(箇条書き) | 1項目166文字以内(500バイト)目安 | 最大5項目 |
POINTPOINT 正確な上限・下限は自己判断せず、自分の出品カテゴリーに対応する「カテゴリー別在庫ファイルテンプレート」をセラーセントラルからダウンロードし、該当項目のデータ定義で確認してください(出典: Amazonセラーフォーラム(日本))。記事の数値を鵜呑みにすると、カテゴリーによっては保存エラーの原因になります。
商品説明文は検索順位に効くのか
商品説明文は、Amazonの検索アルゴリズムにおけるキーワード関連性の評価対象になり得るとされています。ただし、要素ごとの重みは公開されておらず、検索対策の主戦場はタイトルと裏キーワード(検索キーワード欄)です。順位を決める要素の全体像は「Amazon検索順位を決める要素と優先順位の付け方」で整理しています。
キーワードは自然な文章の中に必然性を持たせて含めるのが基本です。過剰な詰め込みはスパムとみなされ、評価にマイナスの影響を与えるとされているため、キーワードを増やすほど良いという考え方は避けてください。商品説明文の充実は、直接的な順位向上というより、滞在時間やCVR経由の間接効果と位置づけるのが実務的です。
自然な文章の中でどの語を優先すべきか迷う場合は、闇雲に候補を並べるより実績データで裏取りするほうが確実です。セラサポの「キーワード調査」機能では、任意のキーワードの推定検索ボリュームと、ブランド分析の実績シェアをあわせて確認できます。商品説明文に自然に組み込むべき語を絞り込む材料として使えます。
CVR(転換率)改善における位置づけ
商品ページのCVR改善には優先順位があります。一般的に効率的とされる順は「①メイン画像 → ②商品タイトル → ③箇条書き(商品仕様) → ④A+コンテンツ」です。商品説明文は、A+非対応の商品におけるA+の代替という位置づけになります。
A+コンテンツを適切に設計するとCVRが3〜10%程度向上するとされますが、これはA+側の数値であり、測定条件が非公開の個別事例です。自社のCVR改善に取り組む際の全体的な切り分け方と優先順位のチェックリストは「AmazonでCVRが上がらない原因と改善優先順位」にまとめています。
商品説明文単体でCVRがどれだけ上がるかを示す独立したデータはありません。優先順位表の上位(画像・タイトル・箇条書き)を先に整えたうえで、商品説明文は補完的な位置づけで取り組むのが現実的です。
保存したのに「入力されていません」と表示される不具合
商品説明文を保存しているにもかかわらず、「商品説明文は必須ですが入力されていません」というエラーが表示され、検索対象外になる不具合がセラーフォーラムで複数報告されています。1ヶ月以上テクニカルサポートとやり取りしても解決しない事例も見られます。
POINTPOINT 原因の一つとして、同一ASINへの複数出品者の相乗り出品で、他出品者側の空白情報をシステムが優先採用してしまうケースが指摘されています(出典: Amazonセラーフォーラム(日本))。回避策として、既入力の商品説明文を軽微に修正し複数回更新を繰り返すことで復帰したという報告がありますが、根本的な解決策ではありません。改善しない場合はテクニカルサポートへの問い合わせが必要です。
書くときの実務手順
商品説明文を書く前に、次の順番で確認しておくと手戻りが減ります。
- A+コンテンツが使える商品か確認する(大口出品+ブランド登録が条件)。使えるならA+を優先する
- 自分の出品カテゴリーの「カテゴリー別在庫ファイルテンプレート」で文字数上限を確認する
- 短文を
<br>で区切って構成し、抽象語ではなく具体的な数値・スペックで書く - キーワードは自然な文脈の中でのみ使い、詰め込みを避ける
- 効果効能をうたう薬機法・景品表示法に抵触する表現が入っていないか確認する(化粧品・健康食品カテゴリーは特に注意)
注意すべきグレーな手法
商品説明文に外部の連絡先やURLを記載し、Amazonサイト外でのやり取りに誘導する手法を使う事業者も存在します。ただし、Amazon外への誘導や連絡先の記載は出品規約違反に該当するとされています。
商品説明文への外部URL記載が直接の原因となったアカウント停止の一次事例は今回確認できていませんが、規約上は禁止行為に該当するとされる以上、推奨はできません。リスクを取ってまで得られるリターンも不明確なため、避けるのが無難です。
まとめ
商品説明文は、箇条書き・A+コンテンツと並ぶ商品ページの3つの入力欄の一つで、使えるHTMLタグは<br>のみ、文字数上限はカテゴリー依存です。A+コンテンツとは併用できないため、A+が使える商品はA+を優先し、商品説明文はその代替として位置づけます。検索順位への効果は間接的で、主戦場はタイトルと裏キーワードです。CVR改善では画像・タイトル・箇条書きを先に整えたうえで、商品説明文を補完的に作り込むのが現実的な進め方です。
よくある質問
商品説明文とA+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)は同時に表示できますか
いいえ。A+コンテンツを適用すると商品説明文は自動的に非表示になり、どちらか一方しか表示されない選択式の関係です。
商品説明文に太字や画像を入れられますか
入れられません。使えるHTMLタグは改行の<br>のみで、太字・画像などの装飾をしたい場合はA+コンテンツの利用を検討する必要があります。
商品説明文は何文字まで書けますか
広く知られる目安は全角666文字(2,000バイト)程度ですが、正式な上限はカテゴリーごとに異なります。自分の出品カテゴリーの在庫ファイルテンプレートで確認してください。
商品説明文にキーワードを詰め込むと検索順位は上がりますか
上がりません。過剰な詰め込みはスパムとみなされマイナス評価につながるとされています。自然な文章の中に必要なキーワードを含める程度にとどめてください。
商品説明文を保存したのに「入力されていません」というエラーが出るのはなぜですか
相乗り出品での情報競合やAmazon側のシステム不具合が原因とされる報告があります。軽微な修正と再保存を繰り返し、改善しなければテクニカルサポートに問い合わせてください。
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