
ERESAの使い方|Amazon分析ツールの料金と無料終了
公開: 2026/8/12
目次
ERESA(イーリサ)とは、amazon.co.jpの商品を対象にしたリサーチ・分析ツールです。売上個数の予測・ランキング推移・価格推移・出品者数を、日本語かつ円建てで確認できます。かつては無料プランがありましたが、2025年11月30日をもって終了しました。現在は7日間の無料トライアル後、Proプラン月額5,980円(税込)からの有料契約が前提になっています。この記事では現行の料金体系と主要機能の使い方、価格履歴ツール「Keepa」との使い分けを整理します。
ERESAは今も無料で使えるのか
結論から言うと、2026年8月時点でERESAに無料プランは存在しません。旧サイト「search.eresa.jp」の無料プランは、当初2025年11月9日終了予定でした。しかし延期され、2025年11月30日23:59に提供終了しました。同時に、次世代プラットフォーム「ERESA AI」(eresa.io)への全面移行が進みました。旧サイトへのアクセス自体も、2026年6月5日で完全に終わっています。
POINT「ERESAは無料で使える」と紹介する記事は2025年11月以前の情報のままになっている可能性があります。現在は7日間の無料トライアルのみで、期間終了後は有料プランへ移行する前提で検討してください。
既存ユーザーは旧サイトの継続利用ができませんでした。eresa.ioで、ERESA PRO利用時のメールアドレスを使って登録し直す必要がありました。無料で相場や売れ行きの傾向だけを確認したい場合は、別の選択肢もあります。価格推移を無料で見られる拡張機能ツール(ブラウザに追加して使う無料ツール)「Keepa」を先に試す方法です。

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料金プランと値上げの推移
現行のERESA AIは、リサーチ中心の「Pro」と、AI画像生成まで含む「Pro+」の2段構成です。年額契約にすると月額換算では単価が下がります。
| プラン | 月額(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Pro | 5,980円 | 商品分析・セラーリサーチ・キーワードリサーチ・アラート・CSVエクスポート |
| Pro+ | 9,800円 | Proの全機能+AI画像生成(月100クレジット)・AI文章作成無制限 |
| 年額プラン | 59,800円 | 月額換算約4,983円相当。7日間の無料トライアルあり |
料金は据え置きではなく、この3年で段階的に値上げされてきました。既存会員は各改定時点で旧価格が維持される扱いでしたが、新規契約者は都度新価格が適用されています。
| 改定時期 | 月額(新規) | 年額(新規) |
|---|---|---|
| 2023年4月1日〜 | 3,980円 | 39,800円 |
| 2024年3月1日〜(ERESA 3.0) | 4,980円 | 49,800円 |
| 2025年8月1日〜(現行) | 5,980円 | 59,800円 |
このように、料金・提供形態は1年単位で変わってきた経緯があります。契約直前には必ず、公式のプラン一覧ページで最新の金額を確認してください。
セラサポでできること
順位の変化を、手で検索して確かめていませんか
セラサポは狙ったキーワードの順位を毎日自動で記録します。競合の価格・レビュー数と並べて見られるので、どのキーワードを取りにいくかを数字で決められます。
売上個数予測とランキング降下回数の見方
ERESAの中心機能は、過去90日間の平均ランキングと「ランキング降下回数」から月間販売数を推定する売上個数予測です。独自アルゴリズムに加え、自社が保有する過去の販売実績データを組み合わせて算出しています。
公式デモでは、ある商品でランキング降下回数が90日平均231回だったケースが紹介されています。このケースは「予測月間販売個数15,567個」に変換されて表示されます。ランキング降下回数は「過去30日:◯回」「過去90日:◯回」「過去180日:◯回」のように、期間別に表示されます。数値が大きいほど、売れている目安になります。
POINT公式サイト自身が「出品者本人でない限り100%正確な販売数を出すことは不可能。あくまで参考値として捉えてほしい」と明記しています。仕入れ判断の唯一の根拠にはせず、複数の指標と突き合わせて使うのが安全です。
特に回転の速い商品では、ランキングの上下動がそのまま販売個数に一致しない場合があります。実務では、以下の手順で予測値の精度を補うのが現実的です。
- ERESAで対象商品のランキング降下回数と売上個数予測を確認する
- レビュー件数の増加ペースを同じ期間で確認し、予測値との整合性を見る
- 出品者推移グラフで新品出品者数の増減を確認し、価格競争の兆しがないか見る
- 仕入れ値と想定売価から粗利をFBA(Amazonの倉庫に商品を預けて、保管・配送・カスタマー対応を任せる仕組み)料金シミュレーターで試算する


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出品者推移・価格推移でライバルを見る
売上予測に加えて、ERESAでは新品・中古別の出品者数の推移も確認できます。Amazon直販セラーとFBA出品セラーの内訳が見えます。ライバルの出品者数が少ない商品ほど、価格競争に巻き込まれにくいという読み方ができます。
価格推移分析も新品・中古を分けて、最安値の推移を追跡できます。プライム価格・自己配送・Amazon直販・カート価格(カートボックスを獲得している出品者の価格)を色分けして表示します。ランキングの仕組みそのものについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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ERESAとKeepaはどう使い分けるか
ERESAは自社で価格・在庫データを収集しているのではありません。KeepaのAPIを経由してデータを取得しています。この点はERESA公式のFAQにも明記されています。ERESAの「ランキング降下回数」は、Keepaの「Drops last」という指標と同等の数値です。Drops lastは、ランキングが下がった=売れたと推定できる回数を表す指標です。ERESAはこれを簡略化したグラフとして表示しているだけです。
つまりERESAは、Keepaの生データを日本語・円建てで見やすく再構成した表示ツールに近い位置づけです。実際に2026年2月16日には、Keepa側でAPI(外部とデータをやり取りする仕組み)に障害が発生しました。ERESA側のデータ取得も、一時停止しています。基幹の仕入れ判断を、1つのツールだけに依存させない設計が重要です。
| 比較軸 | ERESA | Keepa |
|---|---|---|
| 表示言語・料金体系 | 日本語・円建て(Pro月5,980円〜) | 外国企業提供のツール・外貨建て。価格推移は無料で閲覧可 |
| データの位置づけ | Keepa APIを経由した二次データ | 一次データ(拡張機能で直接取得) |
| 得意な用途 | 売上個数予測・ランキング降下回数を分かりやすく見る | 価格・カート価格・在庫数の詳細な定点観測 |
| 可用性 | Keepa障害時はERESA側も影響を受ける | 障害の影響を直接受ける |
実務的な落とし所としては、ERESAで売上規模感やランキングの傾向を素早くつかみます。価格やカート価格のより細かい動きは、Keepaで補うという併用が現実的です。ERESA・Keepa以外の分析・価格改定・キーワード調査ツールを含めた選び方は、以下の記事で整理しています。

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注意点:予測値・料金変動・可用性リスク
ERESAを使ううえで押さえておきたい注意点は次の3つです。
- 売上個数予測は参考値。100%正確な販売数の把握は出品者本人以外には不可能と公式が明言しています。大量仕入れの唯一の根拠にはしないでください。
- 料金・提供形態の変動が激しい。この3年で3回の値上げと無料プランの終了、eresa.ioへの全面移行が起きています。契約前に必ず現在の公式プラン一覧を確認してください。
- Keepa依存の構造的リスク。データ取得元であるKeepaに障害が起きると、ERESA側の表示も止まります。
すでに自社で出品している商品について、狙ったキーワードでの検索順位や競合との価格差を毎日追いたい場合があります。その場合は、ERESAのような外部リサーチツールとは少し違う使い方になります。セラサポの競合調査機能では、キーワードごとに競合の価格・星の数・レビュー数・月間購入数を自動で記録します。自社の掲載順位も同時に並べて表示するため、外部ツールで都度検索し直す手間がかかりません。自社商品の立ち位置を継続的に把握できます。
よくある質問
ERESAは今も無料で使えますか
使えません。旧サイトの無料プランは、2025年11月30日23:59に終了しました。現在は7日間の無料トライアル後、Proプラン月額5,980円などの有料プランのみが提供されています。
ERESAの売上個数予測はどのくらい正確ですか
公式が「参考値」と明言しており、出品者本人でない限り100%正確な数値は算出できません。レビュー増加ペースやランキング推移など他の指標と合わせて確認するのが安全です。
ERESAとKeepaはどちらを使うべきですか
ERESAは日本語・円建てで基本の売上規模感を素早くつかむのに向いています。Keepaは価格やカート価格の詳細な定点観測に強みがあります。ERESAはKeepaのAPIからデータを取得しているため、両方を併用して補い合う使い方が実務的です。
旧バージョンのERESA(search.eresa.jp)はまだ使えますか
使えません。2026年6月5日に完全終了しており、現在はERESA AI(eresa.io)に登録し直す必要があります。
まとめ
ERESAは、amazon.co.jpの売上個数予測やランキング、価格・出品者推移を確認できるリサーチツールです。日本語・円建てで確認できます。ただし2025年11月30日で無料プランが終了し、現在はProプラン月額5,980円〜の有料ツールになっています。売上個数予測はあくまで参考値です。Keepaへのデータ依存という構造的な可用性リスクも踏まえてください。そのうえで、他の指標と組み合わせて仕入れ判断に使うことが重要です。契約前には必ず、公式サイトで最新の料金とプラン内容を確認してください。
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