Amazonサブ画像の作り方|7枚構成でCVRを上げる

Amazonサブ画像の作り方|7枚構成でCVRを上げる

公開: 2026/8/11

Amazonのサブ画像とは、商品ページの1枚目(メイン画像)に続けて登録する2枚目以降の画像です。登録上限はメイン1枚+サブ最大8枚の計9枚ですが、スマートフォンでは合計7枚(メイン1枚+サブ6枚、うち1枠は動画も可)までしか表示されません。したがって重要な訴求はサブ6枚目までに集約するのが、CVR(購入率)を上げるための基本設計です。

メインとサブ、役割が違う

メイン画像とサブ画像は、動かす指標がそもそも違います。メインは検索結果での見え方に効くクリック率の担当、サブは商品ページに来た人を購入に導くCVRの担当です。

項目メイン画像サブ画像
主に動かす指標クリック率(CTR)購入率(CVR)
背景純白(RGB255,255,255)のみ自由
テキスト・ロゴ禁止使用可
使用シーン・比較禁止使用可
占有率商品85%以上必須規定なし
POINT

POINT メイン画像の規約を守るほど、メインだけでは伝えられる情報が減ります。その分、サイズ感・スペック・使用シーンといった訴求はすべてサブ画像側に回すのが正しい役割分担です。

メイン画像には白背景・商品85%以上占有・テキストロゴ禁止という全カテゴリー共通の規約があり、違反すると検索対象外になる場合があります。この規約と復旧手順はAmazonメイン画像が検索対象外になる条件と復旧手順で解説しています。

メイン画像1枚を差し替えるだけでもCTR・CVRは動きますが、実測データと再現性についてはメイン画像でCVRはどれだけ変わるか徹底解説で扱っています。ここから先は、サブ画像側の設計に絞って説明します。

スマホでは7枚しか見えない

商品ページの画像は登録欄が9枚あっても、スマートフォンの初期表示では7枚目以降が省略されます。つまり8枚目・9枚目に力の入った画像を置いても、多くの購入者には届きません。

BtoC-ECサイト利用者のスマートフォン比率は5割を超えるとされ、Amazon購入者もスマホ経由が多いとする記事もあります(数値は情報源によって幅があるため目安です)。いずれにしても、購入判断の大半がスマホの7枚以内で完結するという前提で構成を組む必要があります。

セラサポでできること

Amazonの数字を集める作業に、毎週何時間かけていますか

Amazonのレポートは商品別と日別を同時に出せません。セラサポなら連携はボタン1つ、翌日には全データが揃います。見るだけでなく、広告の予算も入札もこの画面から直せます。

メイン1+サブ6=計7枚の構成フレームワーク

複数の実務ブログで共通して主張されているのが、次の7枚構成です。

順番役割内容の例
1枚目(メイン)クリック率のフック白背景・商品85%以上
2枚目最大のベネフィット一番の強みを1点に絞って提示
3枚目根拠・メカニズムなぜ実現できるかを図解
4枚目スペック・仕様サイズ・重量・素材を表形式で
5枚目サイズ感身近な物との比較・着用イメージ
6枚目利用シーン・第三者評価実使用シーン、レビュー由来の安心材料
7枚目決断の後押し保証・返品条件、動画枠に充ててもよい

スマートフォンで商品ページの画像をスクロールしながら閲覧する様子

この並び順のポイントは、1画像に1メッセージだけを込めることです。1枚の中にベネフィットとスペックと使用シーンを詰め込むと、スマホの小さい画面では文字が潰れて何も伝わりません。PCで作った文字入り画像をそのままスマホ表示させて読めなくなる失敗は多く見られます。文字サイズはスマホでの視認性を基準に、目安として24pt以上を確保すると安全です。

サイズ感と使用シーンの作り方

購入前の不安で特に多いのが「サイズが思ったより違った」という声です。これはペットボトルや手など、誰もがサイズ感を共有できる身近な物と並べて撮影することで解消できます。

手のひらに乗せたスキンケア商品でサイズ感を伝える写真

使用シーンの画像作りでは、次の手順が実務的です。

  1. 競合の低評価レビューを読み、購入前に感じていた不安を書き出す(サイズ・耐久性・使い方が分からない、など)
  2. その不安1つにつき画像1枚を割り当て、解決策を図解する
  3. サイズ感の不安には比較画像、耐久性の不安にはスペック数値の可視化で応える
  4. 完成した画像をスマホ実機で確認し、文字が読めるかチェックする
POINT

POINT 競合の低評価レビューは、自社の購入前不安を洗い出すための無料の調査データです。星の低いレビューほど、購入をためらった理由が具体的に書かれています。

サブ画像で入り切らない情報はA+で補う

大口出品でブランド登録済みであれば、商品紹介コンテンツ(A+)を使って、サブ画像だけでは伝えきれない比較表やブランドストーリーを補完できます。サブ画像(スマホ6枚)で即決層を後押しし、A+で比較検討層の疑問を解消するという二層構造です。効果の実測範囲や公式数値の読み方はA+コンテンツのCVR効果は本当か。数字で検証にまとめています。

サブ画像・A+を含めたCVR改善の全体的な優先順位は、次の記事で整理しています。

こちらの記事もご参照ください

AmazonでCVRが上がらない原因と改善優先順位

AmazonのCVR(ユニットセッション率)が上がらない原因を切り分け、メイン画像・タイトル・レビュー・価格の直す順番を数字つきで解説します。

効果測定はビジネスレポートで

画像を差し替えた効果は感覚で判断せず、セラーセントラルのビジネスレポートで確認します。手順は次のとおりです。

  1. 「レポート」→「ビジネスレポート」→「詳細ページ売上・トラフィック」を開く
  2. 対象ASINのセッション数・ユニットセッション率(CVR相当)を差し替え前と差し替え後で並べる
  3. 曜日・週数を揃えて比較する(セール期間や商戦期をまたぐと数字がぶれるため)
  4. ブランド登録済みなら「比較テストの管理(MYE)」で厳密なA/Bテストも可能

この作業を手動で毎回やるのは負担が大きく、SKU別の数字は日次でダウンロードしないと遡れません。セラサポの「商品ごとの売上」画面では、ASIN別のセッション数・転換率・広告費・利益が自動で一覧表示されるため、画像を差し替えるたびにレポートをダウンロードし直さなくても、変化を確認できます。

注意点

サブ画像は自由度が高い分、見落としやすいリスクもあります。

  • 画像内のテキストも規制対象: 商品名や商品説明文で薬機法・景表法上の禁止ワードを避けていても、画像内の文字だけが自動チェックをすり抜け、後から商品ページ削除に至るケースがあります。化粧品・サプリメント・健康関連の商品は特に注意が必要です。
  • メイン画像の演出をサブ画像で回避しない: サブ画像を実質的なメイン画像のように誇張して使う運用は、メイン画像規約違反と地続きのリスクです。メインとサブの役割は分けたままにします。
  • 著作権の帰属を契約で明確化: サブ画像を外注する場合、画像の権利は原則として撮影者・制作会社に帰属します。発注者側に権利を帰属させる契約を事前に書面で交わしておく必要があります。競合サイトやメーカー公式サイトの画像を無断で使うことは著作権侵害にあたります。

まとめ

サブ画像は登録上限9枚のうち、スマホで実際に見られるのは7枚目までです。ベネフィット・根拠・スペック・サイズ感・利用シーン・後押しという役割を6枚のサブ画像に割り振り、1画像1メッセージで作ることがCVR改善の土台になります。競合の低評価レビューから購入前の不安を洗い出し、その解決策を画像で示す設計が効果的です。差し替えの効果は感覚に頼らず、ビジネスレポートで同条件比較することを習慣にしてください。

よくある質問

サブ画像は何枚まで登録できますか?

登録自体はメイン1枚+サブ最大8枚の計9枚まで可能です。ただしスマートフォンでは合計7枚(メイン1枚+サブ6枚)までしか表示されないため、重要な訴求は6枚目までに収める必要があります。

動画はサブ画像の何枚目に入れるのがよいですか?

表示枠が7枚のうちの1枠を動画に充てられます。使い方や組み立て方が伝わりにくい商品ほど動画の効果が出やすいとされますが、効果の大きさは各社の経験則にとどまるため、実装後は自社のビジネスレポートで検証してください。

サブ画像に「返品無料」などの文字を入れても大丈夫ですか?

メイン画像はテキスト・ロゴが禁止ですが、サブ画像は文字を入れられます。ただし事実に基づかない表記や、景品表示法・薬機法に触れる表現は画像内であっても規制対象になるため、商品説明文と同じ基準で確認してください。

ブランド登録していなくてもサブ画像だけでCVRは上げられますか?

サブ画像自体はブランド登録の有無にかかわらず利用できます。A+コンテンツは大口出品プラン+ブランド登録が必要ですが、7枚構成によるサブ画像の改善はどの出品者でも着手できます。

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